よくいただくご質問

Q 子宮ヒーリング、閉経しても受けられるかしら?

 

A 受けていただけます☆

 

「子宮ヒーリング」は、“子宮”と名付けていますが、これは実際の子宮のケアのことでももちろんあるのですけれど、感情のケアでもあります。

 

そして、どなたの中にもある、男性性・女性性といった陰陽のエネルギーを動かし活性化させるというものでもあるからです。というわけで、実は男性も受けていただけます・:*:・(*´艸`*)

 

このヒーリングの重要なテーゼに「バランス」があります。

 

ですから闇雲に活性化させることはせず(そういう施術もあるようですが)、必ず整えてから安全に活性化させる、ということをします。

 

思春期の生理が始まる頃や、社会に出て生活環境が変わる頃、妊娠と出産、40前後の体調の変化、その後の更年期と、女性には生涯をとおして心身のバランスを崩してしまう要因がひっきりなしにあります。

 

ちなみに、生理痛って、本来は“ない”のが普通です(生理痛についてはまた今度書きますね)。

 

そういった意味での「バランス」も整えていきます。

 

バランスが崩れると生理が辛かったり遅れたり早まったり来なくなったり、と、女性は生理で心身の状態の変化を知ることができますが、毎月のものだからか、ケアを後回しにしてしまいがちです。

 

その原因のひとつとして、男性社会の中で働くのに生理が邪魔だという考え方がわりと奥深くに根付いてしまっているということがあるのでは、と思っています。

 

今日はかったるいなぁ、眠いなぁ、という体の声に従っていたらお仕事にならない。

 

自分に優しくしよう、と思うのだけれど、「頑張ってなんぼ」という意識があるためか、頑張った自分にはご褒美をあげられるのに、何にもせずに体の声に従って「休む」はなかなかしにくいということが、多かれ少なかれ皆にある、気がします。

 

私もそうでした。

数年前、疲労症候群のようなどうしようもなく動けない日々が続いたことがありました。

病院に行くと「貧血」と言われる。

たしかに数値を見ると鉄が足りないと出る、から、血を養うべく食事を変え、睡眠をちゃんと取る、など工夫するも治らない。

たった1時間の家事ですら辛く、合間合間に横にならないと動けず、「いまの私、はたから見るとタダのぐうたらじゃない?使い物にならないポンコツでごめんなさい」と、健康だけが取り柄だと思っていた当時の私にとってはこの期間、「頑張ってなんぼ」意識が頭から拭えず辛かったです。

 

今から思えばその頃は40歳過ぎたばかりで身体の変わり目だったのだと思います。今はもう大丈夫です( •̀∀︎•́ )✧︎

 

「今日はお休みしたい」という日を、まずは無視しない私たちでありたいです。

 

そんなわけもあって、まずは整えてから活性化させる。

 

心身ともに調和させるということが前提にあり、安全に、私たちが持つポテンシャル(潜在能力を)活性化させる「子宮ヒーリング」を多くの方に提供したいと考える所以であります(^^)

 

 

昨日は確定申告の締め切り日でした。

慣れない事務仕事の合間に読んでいたのがこれです↓

新装版 苦海浄土 (講談社文庫)

新装版 苦海浄土 (講談社文庫)

 

 

切ない、悲しい、というありきたりの表現ではとてもとても足りず、残酷なまでの現実や厳しさは、頭の中に言葉にできないさまざまな想いや情景を浮かび上がらせ、読み進めていくにつれ、着々と少しずつ心の奥に真実が蓄積されていく、そんな本でした。

 

厳かで美しい文章は、どこまでも深く瑞々しくて、水俣病被害者に対してのみならず、蒼く果てなく広がってしまう読者の意識にも最後の最後まで寄り添ってくれているようでもあり、そこに石牟さんの優しさと使命感をひしひしと感じ、不思議な感覚が残る読後感でした。

 

人を愛おしいと思う無垢な想いと葛藤がそこここにあります。

 

福島の原発のことを連想せずにはいられなかったです。そして「橋のない川」を昔に読んだときのことを思い出しました。