回復し続けるという考え方
変わらない毎日って実はすごいこと
これはいずれ投稿せねばと思ってずっと温めている記事がありまして(日々更新中)、それは、トラウマやPTSDについての記事。
ヒーリングをしていると、虐待や性被害やいじめ、セクハラやパワハラ、近しい人の自死・・・そういった経験を持った方とお会いすることも多いので、日々、どうしたら私なりに寄り添えるかなと、考えています。
先日そういったお悩みを抱えているお客さまに「回復しつづけることが大事なんだと思います」という話をしたらその言葉をまっすぐに受け取ってくださり、とても嬉しかったということがあったので少しその話を書きたいと思います。
回復し続けるという考え方。
これは、心のことだけではなく、体が負った病にも言えることだと思うのです。
病気を知らなかった頃の自分に戻りたいと誰もが自然に考えますよね。
どうしたら治るんだろう?と。
けれど、その目標は結構な高さである場合があって、「あそこまで到達しないとダメなんだ」という設定はモチベーションを用意してくれることもあるかもしれないけれど、どちらかというと苦しさを生むということも。
なので、「回復し続ける」という考え方もありますよね、とお伝えしたのですが、彼女が「少しずつ回復し続けて、振り向いたら一番酷かったところからずいぶん遠くまで歩いて来られたんだな、というのでもいいんですよね!」と言ってくださって。
あー、ほんとうにそうだな、と改めて思ったのでした。
劇的に回復したい!という気持ちもわかるのですが、少しずついろんなことが重なって長い時間をかけて今の心の傷や体の病いがあるとするならば、ゆっくりと、でも確実にその絡まった心をほどいていくために、やはりそれは、それなりの時間をかけて自分を慈しむことということが大切になるのでしょう。
その証拠に、「最近できた彼とこんなことがあって、ちょっと嫌だった」みたいなことってあっさりとほどけてしまうことが多いんですよね。
けれど、時間を置けば置くほど絡まっていく…。
体と心と魂と。
この三位一体をどうバランスを取ろうか、ということを皆さんと一緒に考えていきたいと思ってます。
改めて、本年もどうぞよろしくお願いします!
生まれて初めてクワイを煮てみました。芽が出ますように、という意味があると聞いたので、皮を剥くとき芽を切っちゃったらどうしようとドキドキしました。
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