心や頭の中のおしゃべりを止める方法
心の中心を眺める
こころは、
跳ねる
あそぶ
つまずく
転がる
震える
揺れる
うつろい、戸惑い
そして
たゆたう。
奏でる、または、つま弾かれ
ほんのりと、あるいは鮮やかに色づく。
それらはまるで、自動運転のように、見たもの聞いたものに反応して勝手に起こっているようだし、実際に勝手に起こってるのかもしれないけれど、そのことを胸に留めたり追っかけるかどうかは自分次第だと思うのです。
ほんとうは自由です。
だから、心や頭の中のおしゃべりが止まらないことがあっても、そこに気付けば、考え続けるのもやめるのもほんとうは自由なはずなんだけれど、止まらないおしゃべりって、大体がネガティブなものが多い。
ネガティブなおしゃべりって、矢継ぎ早に嫌なことを思いついてオンパレードさせちゃったりなんかして、なかなかやめられなくなってしまいます。不安が心を占めてしまうんですよね。
ひとたび、その自動運転みたいになってる、考えても仕方がないようなおしゃべりをやめて、今日一日をどんな気分で過ごそう?と考えられるくらいの余裕は持ちたいものです。
それに、疲れちゃいますし。「気疲れ」というだけあって、あまりくよくよ考えすぎると体力も奪われます。
そこで、今日は私がやっている、心に静けさを取り戻すための瞑想方法をご紹介したいと思います。
思考を20%止めるだけで免疫が高まったり成長ホルモンが出だしたりするという効果もあるそうですから、ぜひ、トライしてみてください୧(ᕯ˙ᗨ˙ᕯ)୨
では、さっそく。
椅子に座るか、あぐらをかいて座ります。自分が楽だと思える姿勢をとってください。
できれば脊椎はまっすぐ、が良いでしょう。寝ながらやってもいいけれど、それで出来る人は上級です(笑)。
目を閉じてください。
自分の一番楽な呼吸をしてください。
呼吸が整って落ち着いたら、
こころの中心を思い浮かべます。
その中心は針の穴ほどの小さな点のようなものです。イメージは淡くて大丈夫です。
その点は、想いが生まれる場所。
そこからどんな想いが出てくるか、じっと、観察をしてみましょう。
何か、新しく思いついたことがそこから生まれ出てくるかもしれません。
誰かの声が聞こえてくるかもしれません。
お友達の顔がイメージで出てくるかもしれません。
その、思いついたことや声や顔のイメージなどは、波動となって、心の中心から外側へと広がっていきます。
それは、水面に雫を垂らしてその波紋がゆっくりと広がっていくイメージです。
それらを追わずに、広がるままにさせておきましょう。
私たちは、引き続き中心を見守ります。
この中心は、
私たちが生まれ、還るところと繋がっているのだ、ということを少し想像してみます。
中心を見守り続けます。
心が静かになって気分がフッと軽くなったら終わりです。
多分、それほど時間がかからないうちに「静けさ」を体験できると思いますが、なかなか出来ないなぁ、というときは頑張らずに、また時間を改めてからやってみてください。
頑張らない、がコツ(笑)。
中心をジッと見る、という行為だけで、心が静かになることがわかる人もいるかもしれないし、逆に、次から次へとコトバが溢れてくる人もいると思いますが、大丈夫です。出てきたコトバを追わずに中心を見続けてみてください。
何も考えない、というのは、なかなか難しいものですが、これに慣れると、何も考えていない時間、「空白」を見ることができます。ほんの数秒でもいいのです。不思議とネガティブなおしゃべりは止まっているはずです。
心が静かになると、光を感じることがあります。時間も空間もない、静寂そのものです。
無い、が有る感じです。
中心のイメージは淡くて全然いいのですが、もし、「こんな感じ」というイメージ図みたいなのが欲しい方は、ぜひ、是非とも、この本をお勧めします。
と、言いますかですよ。
この本、ほんとうに素晴らしいです。
私の瞑想のイメージごときでご紹介するのは図々しい限りでございます、が。
あぁ、こんな風に光って表現できるんだ…と、この本を図書館で見つけたときの喜びったら。そして、絵に添えられている詩がすごい!
速攻で家に持ち帰り、本のことを調べたら、発売はつい最近とのこと。発売記念として代官山蔦屋で絵の展示がされてることがわかったので、翌日に代官山へ行って購入しました。よって我が家には今二冊ある(笑)
一目惚れでした。
この本、見るだけで癒しが起きると思います。自分の真ん中に連れていってくれる感じです。
GOMAさんの絵には、谷川俊太郎さんの詩が添えられています。
詩の冒頭が、なんと
「 中心からココロは始まって、次々に分裂して増えていきます 」なのです。
この本を見つけたとき、ちょうどこの瞑想のことを書いていたところだったので、心がぶわ〜〜〜〜っと震えました(凪ちゃん風にどうぞ)。
光そのもののまっすぐな絵に、谷川俊太郎さんの言葉がぴったりと寄り添っている。この絵も言葉たちも何度見ても読んでも新しく感じるんです。うまく言えないんだけど、見る度に同じ景色ではないものを目にするといいますか。見るものの心のありかたによって違って見えるのでしょうね。
写真は、何年か前に谷川俊太郎さんにサインしてもらったときのミーハーな私です。大好き!が顔に出ちょるわぁ。いつまでもお元気でいていただきたいです。
何年経っても色褪せることのない、言葉の持つ無限の力を感じさせる詩に、私はいつも元気を貰ってます。
そして、GOMAさんの光の絵は“つながり”を感じます。一人じゃないんだ、って思えてきて、涙が出ます。素敵な本をありがとう!
あ、瞑想、是非やってみてね。
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attaDIPA (@healingdeepah) | Twitter