調和が乱された、と感じるとき
アンバランスを調整しようとするはたらき
調和が乱されたと感じるとき。
それは、心であれば、人との諍いがあったとき、心配事や怒りで頭がいっぱいになってしまったとき…身体であれば、病気になった状態。
さまざまな不調和はなぜ起こるのでしょうか?
神秘思想家であるシュタイナーが「不調和の世界でしか人は成長することができないからだ」と言ったというエピソードはホームページにも書きましたが、更に付け加えるならば、
「アンバランスな状態を正そうとする働きで起きることなのだ」という考え方があります。
言い換えると「バランスを回復するための自然なプロセスなのだ」ということです。
道教や秘教の教えで言えば、“一つの極性が過剰になったため、バランスを取る為にもう一つの極性が現れた”というものですし、身体でいえば、ホメオスタシスという中心軸へ戻ろうとする機能です。たとえば、体温を一定に保とうとする働きがそれです。
と、いうことはです。
不調和がやってきた、と感じるその前にすでにバランスを欠いていたということですよね?
人は環境に合わせて絶妙なバランスで生きていて、でもそれは本来の自分の在り方とは遠く離れているという場合もあるわけです。無理がある。その無理な状態を「もうムリでしょ!」と教えてくれるのが不調和とも言えます。
ひとたび、その自分のアンバランスな状態を完全に受け入れることができれば、調和が訪れるとされています。
なんと、理解できたらそれでオーケーという。ですが、この「完全に受け入れる」ということが割と難しい。それは両極にある矛盾を受け入れるということだからです。
たとえば、
大好きな人がいる。その人はとても人気者で誰にでも優しくて魅力的。だけれど、わたしだけを見て欲しいとも思う。
矛盾がありますよね。
彼に自由であって欲しい、幸せであって欲しいと願いながら、でもやっぱり私だけの彼であって欲しいと縛りたくなる。
信じたい、でも信じられない。信じたいと決心しても、疑う気持ちは溢れてきてしまう。
そんな矛盾を受け入れるというのはどういう状態か、です。
それは、たぶん
「疑わない」と決めること。「あなたが好きだ」というシンプルな気持ちがもたらす調和です。純粋な自分の思いを知ることです。
でも、裏切られるのは怖いし、予防できるなら予防したいし、自分に自信もないし(´._.`)というのが人情。この執着とも依存とも取れる心境からなかなか抜け出せない…。
そういったときに、思いを手放す助けとなり、調和の訪れをスピードアップさせるのが(そして、楽に手に入る手段が)ヒーリングです。
この、四の五の言わず、あれこれ考え過ぎることなく、とてもらくちん♪な感じが、ヒーリングのおいしいところです。
因みに。
上の例で調和を手に入れたらどうなるか。
それは、不調和を起こす原因がなくなったので、ネガティブループにはまりがちな思考から直ぐに離れることができるようになりますし、たぶん、彼に対して心配するような実際の問題がなくなっていきます・:*:・(*´艸`*)・:*:・
私が見たい世界を見ている。だから、誰かのせいにしているときこそ、立ち止まる必要があるのですよね。
こういうことが起きる度に見えない何かに「降参です、すみません💦」という気持ちになります(笑)。
チャクラを知る
前回、attaDIPAのヒーリングのテーゼに「バランス」があるのだということを書きました(前回の記事はこちら)。
セッションでは、ご自分の核と繫がっていただくことで、思いっ切りリラックスしていただき、安心で保たれた環境の中で、細部のバランスを整えるということをしています(かなり緻密にやります)。
その作業の一つに、チャクラのひとつひとつを整えていく、ということをします。
チャクラという言葉の認知度も広がってきて、今更?なのかもしれないけれど、次回から、ゆるゆると、ひとつずつ確認していきたいと思っています。
意外な発見もあるかもしれません(•̀ᴗ•́)و ̑̑