チャクラを整える⑤ 1〜2
勇気を出して考えてみる
人生の中で失ったら怖いもの、不安になるものは何でしょう?
前々回に第一チャクラのお話をしました。
ここは、安心を司るチャクラ。
そして、今を生きる意志。
一歩先に進むために、今、勇気を出す。第一チャクラが整い始めるとそんな力が湧いてきます。
不安な感情が沸き起こったら「今、ここ」に気持ちを意識して、どんな状況においても自分を愛することを自分に約束してみてほしいと思います。
第一チャクラが傷つく一番の原因は自分を批判することです。自分が正しいと証明する必要もなければ、誰かに合わせて自分をすっかり変えてしまう必要もないのです。
それでも自信がないなぁ、不安が止まらないなぁ、と思うときは「赤いもの」を身につけてみると力が湧いてくるかもしれません。赤は第一チャクラを象徴する色です。
第二チャクラは“私とあなたの対等な関係”
2という数字。
男と女、陰と陽。
通常は平行であるべき関係です。何故ならばこの関係は“極”だから。対極にあるからこそ、交わる瞬間にスパークが起きて大きなパワーが生まれます。
この考え方は古くからあって、私がよく講座でお話するのは錬金術による「結婚」「婚姻」という考え方です。錬金術には、両性具有の神から対立するものが生まれ、それが結合してこの世界が生じたという考えが根底にあります。二つの極にある力は相互補完的であるがゆえ、交わることによって変容が起こり創造をもたらすということです。
「対立する力の婚姻は調和をもたらすとともに最高の智である賢者の石を作り出す」
私とあなたが出会って一つになりたいと願う気持ち。
エロスに導かれた二つのエナジーが変容を起こしエクスタシーを経て創造を成す。
前置きが長くなりましたが、第二チャクラは変容と創造を司ります。
場所は丹田(下腹部)。
自尊心、独占欲、アイデアを実現させるための創造する力。
自分の内側、若しくは外側である他人にその“極”を見出すためには、ほんとうの自分を知り曝け出すことが必要となります。だから、このチャクラはいろいろな感情が渦巻いていることが多いです。
依存心、独占欲、嫉妬心、強過ぎる独立心(ときには人に頼ることも大事ですから)、羞恥心・・・。
私たちは、人との関係なしには生きられません。そして、人との出会いが自分を知ること、成長させてくれることの唯一の方法であり、人との出会いがかけがえのない素晴らしい体験へと導いてくれます。ですが、数々のトラウマを産み出すことがあるのも事実です。
ゆえに、このチャクラの周辺の臓器の病気はこういった感情が作り出す場合が少なくありません。
不妊症や無月経、卵巣囊腫、子宮内膜症、卵巣がん、子宮がん、月経前症候群、更年期障害、男性であれば前立腺の病気。
かくいう私も身に覚えあり。卵巣囊腫、無月経(丸三年止まっていた)、月経困難症、子宮内膜症、不妊症、あ、あと子宮筋腫ね。年齢的には更年期障害も視野に入れて自分を整えなければね、と思っています。(今では嬉しいことに全ての症状はなくなりました。自分を整えることの大切さをしみじみ感じておりまする…)
このチャクラを整えるためにできることは、まず、自分の内側から溢れ出てくる感情を押し殺さないことです。
出てくる感情を尊重するところから始めてみて欲しいと思います。
自分をしっかり感じて知ること。
エロスをもっともっと楽しむために〜!