チャクラを整える⑨ハートのつづき

ハートのこと

第一チャクラは安心、第二チャクラは変容と創造、みぞおちの第三チャクラは希望、今回の胸の第四チャクラは愛。

 

ハートチャクラとハートは違うもの、と前回書きました。

前回→チャクラを整える⑧ハート - Diary

 

ふたつは別の場所にある、と書いたけれど、ハートには図で示せるような場所を持たないし、時間も「今」しかないので、別の場所には違いないけれど、それだと言葉足らずだったなーと思ってもう少し詳しく書いておこうと思います。

 

過去でも未来でもない、「今ここ」にあるのが、ハート。

 

健全な愛と知性の在り処。

 

自分の中には傷付かない領域があるのだ、と解っているということ、肯定しかなく、環境に振り回されることもなく、けれど、ものごとの妥協点をストレスなく自分で見出せる。

 

それがハートの知性です。

 

妥協点といっても、決して平和的であろうとする心ではないです。例えば、いい子を演じる感じと似ているかな。それは苦しさも伴ってしまいます。

 

ものすごく端的ではあるけれど、それはハートの知性と違うよ、という例えを他にも挙げると、

 

アルコールが入ると少し乱暴になる夫を持つ妻が、夫がアルコールを飲まないようにとお酒の一切を隠す、みたいなこともそうです。

一見、夫のために、そして平和な日常を過ごすためにお酒を隠しているように見えるけれど、自分の理想の夫であってほしい、乱暴になる夫を見たくないという心がどこかにあって、今の夫を否定する気持ちがお酒を隠しているという場合があります。そういった気持ちの方が実は強いということは割とよくあると思うんです(あくまでも例えですが)。

 

上手な例えが浮かばないけれど、伝わりますかねぇ。

 

そして、この例からもうひとつピックアップすると、自分の理想のために相手を(たとえ無意識であっても)コントロールしようとするのは、執着です。

 

執着=「今ここ」にはないということ。愛が過去にあるということです。

 

こんなことをエラソウに言っている私ではありますが、私も常に「今」にあるわけじゃ全然なく、過去に引きずられることだって、未来を憂うことだってあります。

 

直感医療者(そんな肩書きがあるのですね)のキャロライン・メイスによると、個人の肉体に流れるエネルギーを詳しく検証してみると、多くの人の場合、80%が過去に向かい、15%は未来に向けられ、「今ここ」はたった5%なのですって。

 

弱さはなくならない

 

私たちは回復するために、または成長していくために更新し続けていくしかなく、そうやって階層を上がっていくのだけれど、そんな中、なんどもなんども、自分の弱さと向き合うことになるし、その度に自己嫌悪に陥ることもあるだろうと思うのです。

 

でも、そこも含めてオーケーを自分に出してあげることが、前回お話しした、あるがままを自分の中に吸収するということだし、正直さです。

 

そしてそれがいわゆる「許す」ということです。

 

このことについて上記のC・メイスがこのように書いていました。

ほとんどの人にとって、実際の行動としての許しは、きわめてやりにくいものだ。その大きな理由は、許しというものの真の本質が誤解されたままだからだである。許しとは、自分を傷つけた人に対し、「もういいよ」ということと同じではない。しかし、ほとんどの人はおおむねそういう理解をしている。そうではなく、許しというのは、意識の行う複雑な行為であり、個人的に仕返しをする必要性や、自分を犠牲者として見るような視点から、精神と魂を解放するものなのである。許しとは、自分を傷つけた人々を非難の対象から解放するというよりも、自分を犠牲者として見ることが、自分の精神におよぼしている支配的な力を手放すことを意味しているのだ。

 

7つのチャクラ (サンマーク文庫)

7つのチャクラ (サンマーク文庫)

 

 

「こんな自分、嫌いだ」と思うときがあったとして、そんなときに無理に自分を好きになろうったって難しく、そんなふうに考える自分をまずは正直に見つめてみるところから。

 

くよくよしたり、嫉妬したり、あいつ許せん!と思ったり。いつだって私たちは自分の弱さを目の当たりにします。

 

生きている限り、弱さはなくならないと思います。けれども、気に病む自分をひとつひとつ丁寧に終わらせてあげることはできる。それが「今」にいることであり、「ハートをひらくこと」にも繫がり、その先に私たちが求めてやまない、愛の体験が待っている。

 

 チャクラを整えるとハートへの扉がぐっと近くなると思います。ハートがひらく感覚を皆さんが持ちやすくすること、その先の宇宙の大バッテリーと皆さんをつなぐことが私のお仕事です。

 

ハートチャクラのバランス

ハートチャクラのバランスが崩れると以下のような疾患が起こりやすくなると言われています。

 

心疾患と血管の病気、免疫系、アレルギー、がん、胸のしこり、関節リウマチ、原因不明の体の痛み、拒食症や過食症

 

いろんなことを頭で考え過ぎてしまう方、いわゆる思考型タイプは我慢が先にたってしまう人が多いような気がします(私もこのタイプ)。何かに集中する時間を定期的に持ってみると良いですよ。無心に歩いてみるとか、何かを作るとか。そういった時間を用意することは、自分を大切にすることにもつ繋がるし、頭のリセットに割と効果があります

 

心配で感情が渦巻いてしまうときは、一度心を落ち着けて「それ、ほんとう?」と自分に問うてみると少し心のおしゃべりが止まります。そのときに、もしかしたら思い込みが潜んでいることに気付くかもしれないです✩︎⡱

 

そして、何度も言うけれども自分のきもちを正直に言葉にすることです。周りが理解できようができまいが、です。

 

ハートチャクラのカラーは、ピンクと緑色です。調和のカラーです。

 

 

次は第五チャクラです。

先日、歯の治療をしました。怖かったぁ。生きるってたいへん…涙