可愛い自分を増やすと手に入れられるもの
9月ももう終わりですね。
今回の秋分は何だかすごく大きな変化がたくさんの方に訪れたように思います。体調を崩した方もほんとうに多くって、明確なことは言えないけれど、なにかの分岐点であったように感じます。
そして、新月を迎えて、新しい風が吹いた心地がしています。
無価値感
無価値感、、そんなことばがあるのかないのか。心理学用語っぽいですよね。でも、なんとなくわかるこのことば。
「自分にはたいした価値がないのかもしれない」という感情。
この感情、多かれ少なかれ誰しも持っていて、生まれたときにはすでに内臓されているかのような振る舞いをします。ちなみに、罪悪感なんかもそうだと思います。
この仕事をするようになってからというもの、この二つの感情のさまざまな形を見ることになったのですが、その感情を引き起こす出来事は、結構根深いところにトラウマとなって心にへばりつくことが多いです。
今回は、無価値感について考えてみようと思います。
大人から大事にされなかったという幼少期の記憶だとか、裏切られた悲しみがあるとか、いじめにあったとか、悪戯をされた記憶、性を拒絶されたような記憶…etc
自分の存在を残念に思う感情や、ほんとうの自分を隠さなければうまくやっていけなかった環境にあった場合、自分を表現することに躊躇があるので、これらは「自己表現のしづらさ」に繋がっていきます。
そして、その心の傷がこんがらがると「私なんか居ても居なくてもおんなじだ」という深い悲しみや、更には「生まれて来なければよかったんだ…」といったような心境に及ぶこともあり、この感情は、ときには私たちの心に虚無が巣食うところまで発展してしまいます。
大袈裟に聞こえてしまうでしょうか?
でも、大袈裟でもないのです。
人は、そんな思いを払拭したくて、自分には価値があると思いたいから頑張る、誰かに自分にも価値があると認めて欲しくて頑張ります。
子供であれば「お前は凄いねぇ、偉いねぇ」と言われたくて大人の顔色をうかがい、大人になれば仕事場や家庭で「私の居場所」を探そうと、その中で頑張って自分の価値を見出そうとします。
頑張れずに挫けてしまった人はその原因もわからないところで停滞してしまうこともあるでしょうし、頑張れちゃう人は、頑張るけど、自分のために頑張ってるはずなのに、どうしてだか、毎日が何となくつまらないということに。
でも、頑張るのはやめられない。やめちゃダメだと思う。
なんか違う、なんか違う。
疲れてしまい、虚無感がちょっとずつ確実に大きくなって無視できなくなっていく。
こういうときの、気持ちが重くてどうにもならない感じ、というのは、ハートが閉じていく過程なのだと思います。
それは、外に意識が向いているから。
自分の中の「足りない」を外に探して、そして見つけたような気になって、また、揺れて…を繰り返してすり減らしてしまいます。
たおやかな自分と出会う
ヒーリングで根本から解決できることを知ってから、冒頭に書いた心の奥にあるものに届くように、心がモヤっとしたことを片っ端からほどくことをしています。
むなしいなぁ、さみしいなぁ、わたしってだめだなぁ、、、いろいろある自分を残念に思う気持ちをほどくのです。
そうすると、何が問題だったのかわからなくなるくらいまでに(笑)気持ちがグッと回復します。
そして、そんな思いをほどいていくうちに、自分の中のたおやかな心と出会います。
そうそう!小さなモヤっとだったら、エネルギーワークせずとも、とてもシンプルな解決法があって(-^艸^-)
心がモヤっとしたときに自分の顔を鏡に映して見てみる、ということ。
例えば。
今日はご飯作るのちょっと面倒だなぁ、でも、頑張って作らなきゃ!でも、、、
これがモヤっとしている状態です。
このときです!このときに、面倒臭がり屋の自分ってダメダメ、と頑張ってきたあなたこそ、鏡を見て欲しいと思います。
そのときの自分を可愛い٩(๑˃̵ᴗ˂̵๑)۶ °と思えるかブサイク(´・_・`)と思うか。
ブサイクだったらサッサと気分を切り替えることだけを考えます。
この例だったら、ご飯は作らない(笑)。
若しくは、ブサイクな顔を見て、そんな自分を笑えて「ま、いっか、頑張ってみるか」と言う気持ちになって心のモヤっとが晴れるのなら、作ってもいいと思います。でも、、せっかくならいつもと違うことをしてみたらいいと思います!
これ、やってみるとわかるんだけど、対外的に心地よい自分をやってるときで、且つ、自分の内側とそのことが調和していないとブサイク(´・_・`)なんです。
自分の“可愛い”を増やすことは、自分の中で安心感を育むことに繋がっていきます。
自分にもっと優しくなれるように、そして、同じくらい人に優しくいられるように、どうぞ、心をひとつひとつほどいていってください。
自分の声を聞ける人は、他人の声もちゃんと聞ける人です。
自分の本当の声に気づけない人は、他人の気持ちに耳を傾けてもほんとうの声は聞けていない人です。
まずは自分の中の小さな声に耳を傾けるところから。
探さなければ見つからないものがあるように、傾けなければ聞こえてこない声があります。
頑張っても頑張らなくても。
サボっても、サボれなくても。
鏡に映ったあなたが可愛ければ、それでいい୧(ᕯ˙ᗨ˙ᕯ)୨
皆さんが、今日一日が穏やかで楽しかったなぁと、心地よく眠りにつけますように。
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