ホルモンバランスと更年期障害
ホルモンバランスの崩れ
「崩れている」という言葉を使えば、それはまるでホルモンの調子が悪いように感じてしまうのだけれど、女性としておおよそ半世紀生きてきた(!)身として感じることは、むしろ、体のバランスを取るためにそれは起きているのだ、ということです。
ヤジロベエが左に右に身体を揺らしながら絶妙なバランスで立っていられるのは安定した重心があるから。
だから、どうして重心が取れなくなっちゃったんだろう?と考えなければいけないところを、足りないホルモンを足そうとするのは、何か違うのではないかな…と感じてしまいます。
年齢的に更年期障害という言葉が段々とリアルさを増してきた今日この頃ですが、若さでカバーできていたことができなくなってくるときに、「いま何をすべきか」を教えてくれるのが不定愁訴、というやつなのではないでしょうか、ね。
歳を重ねることの利点ももちろんあって、成熟してきた今だからこそ、過去の自分にケジメをつける、というか、整理をしてスッキリとクリアにして、残された命の時間をどう過ごそうか、ということをそれこそリアルに考えられる力があるということでもあると思います。
そして、自分への信頼を取り戻せる年齢でもあると感じてます。
何が自分に合っているかということもわかってきてるから無駄のないチョイスだってできるようになってる。
更年期になると、生理という自浄作用がなくなるわけですが、完全になくなる前後に、自分を見つめる時間をたくさんの女性に持ってもらえたらなぁ、と願っています。
最近では20代の女子たちも気付いている人は増えてきていて、そんな若いときからスッキリできたらこの先どれだけ楽しいのよ〜〜♪って、こっちがワクワクしてしまいます୧(ᕯ˙ᗨ˙ᕯ)୨
これから赤ちゃんを産むかもしれない世代にヒーリングが広まることはとても嬉しいことです。
愛する人と出会い、子供を産んでみたいと思ったときに産める身体と心にしておくということは、今のストレス社会において大切なことだと思うから。
そして、子供を産むことを考えられない女性たちも、生きる道が他にもたくさんあることに気付けるようになることも、とても大切と思っています。
要するに、自分の重心を持つ、ということが肝要なのだと。
私たちの生命にはリズムと音の波があって、身体は間違うことなく刻み奏でていても、心はそのリズム乗れない時があります。
流れに逆らうから不快な症状や事象が起こるわけだけど、わかっていても次の音を掴めずに、たとえそれが不協和音であったとしても繰り返しその音を響かせ続けてしまう。
生命のリズムと音は本来、地球や宇宙にあるリズムに同期しています。
だから、ハートを澄ませてみさえすれば、自分の最良の波をキャッチできるはずなんです。
そして、キャッチしたならば考えるよりも動く!そう、メル・ロビンスの5秒ルールですよ!
「何かやる必要があるとき、脳は5秒以上考えるとやらなくてもいい理由を考え出す」
思考をコントロールしようという試みの技法はたくさんあるけれど、結局、コントロールしようとすれば反作用でコントロールされる何かを生み出すやもしれず、それならばこの、取り敢えず動いちゃいましょう!というメル・ロビンスのアドバイスの方が個人的好みです♡
何故ならば、それができる唯一の条件は、ハートを開いておくことであるから。
ハートを開くで思い出したけど、私のHPの色をピンク主体に変えてみました。
いいね、ピンク♪心が軽くなるようです。
私の願い。
自分の全てを受け入れ、素敵に今よりももっと成熟した自由な女性を増やすこと・:*:・:*:・
周りを照らせるほどに。
そんな女性に、私もなっていきたい。
最近読んだ本です。
本棚がパンパンになってきたので最近はもっぱら図書館を利用しているのですが、この本は予約が多かった。
甘糟りり子さんが人気なのか、それともこの「産まなくても、産めなくても」という題名に心引かれる人が多いのか。
この方の本を読むのは二冊目です。どちらも所々に「そこもっと深く読みたい」「そこもっと知りたい」というところがあって、肩すかしというかスルーされた感があって、クールだなぁと感じることもあるのだけれども、読み終わったあとに、リアルな残響みたいなものがあって、それは多分、偏ることのないすべての人に開かれた甘糟さんの愛情で描かれた女性たちのどこかに、誰もが「私」を見つけられるからかもしれないです。
あとがきにもグッときました◡̈⃝︎⋆︎*