憂きことをも己がものにする表現者 - 子宮ヒーリング〜Drop & Reborn〜

向こう側に見えるストーリー

音楽や絵画、彫刻、建物の形や映画の中のワンシーンの台詞…芸術には、そのものの向こう側にさまざまなストーリーやビジョンを想起させる力がありますよね。

その奥行きを持たせる技術が私たちを泣かせたりホッとさせたり感激させたりするんじゃないかな、と、ふと感じるわけですが、そのストーリーやビジョンの鮮明さには個人差があって、それはきっと、そのアーティストというか表現者の自分自信との繋がりの濃淡、コミット度合いの違いなのではないかな、と最近よく考えます。

私は私でしか生きられない、という覚悟と言いましょうか。もしかしたら、自分を生きようとすること自体が芸術なのかもしれないです。

憧れって、その方向に向かうためにはあった方が楽しいしモチベーションにもなるんだけど、いつかは、自分は自分のオリジナルの道を作って歩くしかないと気付く。

人から見られることを意識し過ぎて創られたもののその向こう側には、ストーリーもビジョンもなかなか見えてこない…（ような気がする。人から押し付けられたキャラもしかり）。

お客さま相手のお仕事をされてる方は心当たりあると思うのですが、自分のところに来てくれる客層の傾向というのがあって、私の場合、１０年近くリーディングやヒーリングをしてきて思うのは、たくさんの人に影響を与える人たち、これから影響を与えるであろう人がとても多いということ。自分と繋がることの大切さを意識的か無意識的かはわからないけれど知っているのであろう、アーティストな女性たち。

こんなことを言って、お客様の層を狭くしちゃわないかしら？と怯える私もいるんだけれど、もうそろそろそれでもいいんじゃないかと思い始めてこんなことを書いています。だって、言わなくてもそんなパワフルな女性しか来ないんだもん(´･_･`)

と、言うわけで。

今までに私のところへ来てくださった女性の皆さま、これから受けてみようかどうしようか考え中の皆さまの中で「私は違うわ」と思った方いますかね？

どうぞ、自覚してくださいませ。ニヤリ😏

考えてみたら、そんなパワフルな女性たちがヒーリングで体感した安らぎを、多くの不特定多数の人たちに感動というかたちで伝播してくださるのならこれ以上効率のいいことってないですよね。あれ、よこしま（笑）？

パワフルだからこそ、揺れも大きいのだけれど、整える時間が必要なことをしっかりと感じて、その上で私に声をかけてくれることは、私にとっても私の知らない誰かにとっても大切な時間になってるのだと思うのです。

子宮ヒーリングってアーティストとの親和性もとても高いのですよー✨

だから、これから自分の内側から何かを生み出したい（ベイビーしかり、芸術しかり、なんでもいいんだけど）、と思っている方にもお勧めしたいです。

ヒーリングで自分と繋がろう、向き合おうとするのは、もしかしたらリーディングや占いの類より勇気がいるのかもしれないです。ヒーリングには否応なしに自分自身の中に潜るイメージってないでしょうか？けれど、追体験はもちろんのこと、好転反応も必要ないと思っています。

ただ、ほどく。ひたすらほどく。

わたし、という生き物を純化し、馴染ませていく。

そうしていくうちに、気が付いたら自分の道を歩み始めてる。

少しずつ、でも確実に軽やかになっていく不思議さを体験して欲しいと思ってます！

そんな軽やかに羽ばたいていく女性たちを支え眺める人生もなかなか面白いなぁ〜♪

ここまで書いてみて、ふと、“芸術は爆発だ”というフレーズを思い出したのでシャレのつもりで昔に行った岡本太郎記念館での写真をチョイスして、思いつきで昔に読んだ本も引っ張り出して読んだら…

ぼくが芸術というのは生きることそのものである。人間として最も強烈に生きる者、無条件に生命をつき出し爆発する、その生き方こそが芸術なのだということを強調したい。

全身全霊が宇宙に向かってパーッとひらくこと。それが「爆発」だ。

いま、この瞬間。まったく無目的で、無償で、生命力と情熱のありったけ、全存在で爆発する。それがすべてだ。