チャクラを整える④ 1

 エーテル

 

前回「チャクラを整える③」の中で、“エーテル体としてのエネルギーが、肉体よりも先に存在している”とお伝えしました。

目に見えない世界と見える世界のつながり。

 目に見えない世界がまず先に動いて、それに伴い、見える世界が変わっていく、現象化されていくのです。先日ブログに書いたコラボセミナーでも同じことを礒さんがおしゃっていました^^

 

ですから、大体において、見えないところを意識的に変えていくことが現実を変えていくとも言えます。たとえば、わかりやすいところで言えば、自分の心境が明るく変わったことによって、毎日の暮らしにリズムが生まれ体調が良くなり人間関係も以前よりスムーズになった、といったようなことです。病気についても同じ考え方があり、そのことについて書かれている本がありました。

 

多くの病気は、肉体という媒介を通してアンバランスを調整しようとする試みです。調和が乱されたときには、健全な状態に戻ろうとする動きが必然的に生じます。心身に衰弱や消耗の兆候が現れたら、友人からの助言と考えるべきです。けっして、敵からの攻撃と受け取らないでください。 

 

肉体という媒介を通してアンバランスを調整しようとする試み、と書いてあるのはこの本です。

チャクラ 癒しへの道―新しい「健康」の発見

チャクラ 癒しへの道―新しい「健康」の発見

 

この本はわかりやすく書かれていて内容も良いです。「これ読むといいよ!以上、おわり!」と言いたくなってしまうけれども(笑)、ここまで書いておいて途中でやめるのもなんなので、少しずつ簡単にまとめていきたいと思います(第七チャクラより上のチャクラもご紹介しようと思っていますゆえ、おつきあいいただけたら嬉しいです)。

 

著者はドクターで、古代の叡智と現代医療の融合を提唱された方ですから、病気についての考察がチャクラとの関連と共に事細かに書かれていて素晴らしいです。

 

第一チャクラは“今を生きる意思”

 

第一チャクラは「自分の人生を生きる」という自覚を司ります。

チャクラの位置は、尾骨のあたり。

精神面においては、安心感、自信、勇気、依存心、成功へ導くパワー、恐れ、を司ります。

 

自分の中心(核)としっかりと繫がっていれば、このチャクラは整っていると言えます。何故かというとそこには「安心感」があるはずだからです。ですが、ひとたび「不安」を誘うような出来事が起こるとそれは「恐れ」に変わり安心はどこかへ行ってしまい、チャクラも不安定になります。私の感覚だと重たくなります。動きが鈍いとか、そういう感じです。 

 

逆に活発過ぎているのは、サバイバル状態になっているときだそうで、例えば、家事とか地震とか、目の前に野生のライオンがいるとか(笑)…ということを、透視のスクールへ行っているときに教わりました。生死に関わる事件が起きると活発になるのでしょうね。流石にサロンにいらっしゃる方でそこまで活発な方は見たことないですが、そうやってエネルギーが動いているのかー、と思ったものです。

 

私たちには、自分の安心できる場所に根を下ろしたいという欲求があります。大人になればなるほど情報まみれになり、いつの間にか自分のものではない社会がもたらす信念体系に基づいた「安心」を求めようとします。保険に入ったり、安定収入を求めたり、財産を得ようとしたり・・・。それで安心できればもちろんいいのですけれど、さらに別の不安を見つけてはそれを潰そうと躍起になることって、誰にでも経験があるかな〜と思います。

 

自分の人生を生きていくためには、まずは自分の「安心」を掴むことが必要です。

 

 チャクラを整えるために自分でできることは、まず、ゆとりを持とうとすることです。肩の力を抜いて、肉体と五感を使って基本的な生活を楽しむ時間をしっかりと持つこと。身体が喜ぶ生活です。これができないのであれば、どうしてできないのかな?と自分に聞いてみると良いと思います。

 

自分にゆるくなってくると、安心感が少しずつ芽生えてきます。あれこれと自分に課したノルマがたくさんあるなら、意図的に少しずつ外してみるのも良いかもしれないですよね。

 

第一チャクラはストレスと関係があるので“副腎”とも関係があると言われています。ストレスを和らげようとしてはたらくのがこの器官。原因不明の疲労感は副腎疲労が関係しているのでは、と、アドレナルファティーグという言葉も一時期飛び回ったこともありましたけれど、要するに、自分の本質と違うことをし続けることによるストレスが原因です。

 

肩の荷をいったん降ろして、ゆる〜く、優しく、自分に甘〜い時間を。